当日消印有効ってどういう意味?どこよりもやさしい完璧解説ガイド

ケンジ

先生、当日消印有効(とうじつけしいんゆうこう)の意味がよく分からないんですけど・・・。教えてもらってもいいですか?
いいぞぃ。たやすい御用じゃ。そうじゃな、分かりやすく例に沿って解説していこうかな?

切手先生

さっき一緒に録画していたテレビ番組見てたじゃろ?あの番組中で抽選旅行券プレゼントの応募があったのぅ?

切手先生

ケンジ

あ、はい。実はまさにそのとき当日消印有効って言っていたので。旅行券欲しいなって思って応募してみようと思ったわけですよ!実はこういうの初めてで・・・。
ほうほう、なるほどそういうことじゃったか。要するにその応募が間に合うかどうかってことが知りたいわけじゃな?

切手先生

ケンジ

イエス。
どうしたんじゃ急に、外国人になりおって・・・。さて、気を取り直して・・・。まずは、分かっておると思うが消印って意味分かっておるの?

切手先生

消印(けしいん)
郵便切手やはがきに使用済みであることを示すためのしるしのこと。

消印の目的は2つあります。

消印が必要な理由その1:切手の再利用を防ぐため

消印が必要な理由その2:郵便局で受理した日時を明確にするため

ケンジ

消印ですよね?はい、それは分かります!
うむ。消印はその切手やハガキが使用済みを表すものじゃな。再利用できないようにするために。そのほか、消印で分かることってなんじゃ?

切手先生

ケンジ

日付けとかですか?
そのとおり。消印には〇だけじゃなくて色々種類があるんじゃが、基本的には分かる情報は一緒じゃ。受理された場所(郵便局)、〇〇年、〇〇月、〇〇日、受理された時間帯、これらが分かる。

切手先生

例えば上画像の消印があるとしよう。これだと、小野田(地名)、平成30年、12月24日、12時~18時に受理されました、ということが分かるんじゃよ。

切手先生

ケンジ

先生、この日見てください。クリスマスイブですよ。
・・・。おぬし、話を聞いておるのか!それでじゃ、時間帯表示は4区分ある。一応それも解説しておこう。

切手先生

消印の時間帯表示
  • 0~8
  • 8~12
  • 12~18
  • 18~24

この4区分になっている

ケンジ

ふむふむ。なるほど!
でじゃ、話を戻そう。当日消印有効のキモになってくるのは消印の日付じゃな。さっきの抽選旅行券応募は締切についてどう説明されておった?

切手先生

ケンジ

えっと、「7月7日 当日消印有効」ってなっていますね。
ふむ、ということはじゃ。先方が応募ハガキを確認するときに、7月7日を過ぎていたとしても、7月7日までの消印が押されていれば、ちゃんと応募受付します、ということじゃ。

切手先生

  • 7月7日消印有効・・・7月7日を過ぎても、配達受付の消印が7月7日までに押されていれば有効
  • 7月7日必着・・・7月7日までに郵送物が到着していなければならない

ケンジ

ふむふむ!そういうことなんですね。
逆に、「必着」となっていたら必ずその日までに届いていないと受付してもらえないということじゃな。

切手先生

ケンジ

必着となっていて期日が迫ってきている。でも送りたい。ちゃんと届くか気になる。っていう場合はどうなりますか?
そういうときは窓口で直接聞いてみたらどうかの?『この日までに届けたいんですが、大丈夫ですか?』これでOKじゃ。

切手先生

ケンジ

ふむふむ。あ、そうだ。例えばですね、金曜日の夜中にポストに投函したとしますよね?この場合、消印が押されるタイミングはいつになります?もしかして月曜日になっちゃうんですか?
まず、基本的にどのポストも毎日回収があるんじゃ。で、回収された日の消印が押されるという仕組みじゃ。だから月曜日ってことはありえないんじゃな。つまりどういうことか分かるかな?

切手先生

ケンジ

あ、そういうことなんですか!じゃあ金曜日の夜に投函して回収が土曜日だとしますよね?すると、消印は土曜日になるってことですよね?
ふぉっふぉ。そういうことじゃ。完璧に理解したようじゃの。

切手先生

注意
ポストの回収時間はその各ポストによって変わります。下記のリンクからポストの回収時間が分かります。参考にしてください。
参考 ポストをひたすらマッピング〒MAP

ケンジ

はぁ~、やっと意味が分かってきました!じゃあさっきの7月7日消印有効の話だと・・・。7月7日の夜にポストに投函したとしますよね?もしその日のポストの回収時間が過ぎていた場合、消印は7月8日になってしまって僕の応募券は受付されない。これで合ってますか?
イッツ、パーフェクト!

切手先生

ケンジ

先生、いつから外国人になったんですか(笑)
ふぉっふぉっふぉ!

切手先生

注意
消印有効=ポストに投函した日であれば良い、というわけでなく、あくまで消印が押された日のことです。よく勘違いが起きるポイントです。注意しましょう。

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